2007年10月27日

10/6(土)戦略研感想

3週間前のことですが、前回本ブログで案内した社会人勉強会の感想をUPします。
当日は環境省の若手官僚に来ていただき、現在の日本の環境政策や制度の内容、課題、諸外国の取り組み状況、今後の展望等についてプレゼンして頂きました。おかげさまで現在の日本の立ち位置をよく理解することができました。
政策については、世の中の動きが早いということもありますが、必ずしも長期的視点にたって実行できているわけではなく、目の前の課題を一つ一つ解決していくことに注力をしているといった印象でした。まあ、環境については最近になってようやく世の中の関心が高まってきたという状況なので致し方ないと思いますが。政府がもっと長期的視点に立って環境政策の方向性をアピールし、長期と短期で政策を実行し、その実効性を判断していかなくてはいけないのでしょう。
日本のリサイクル政策における大きな課題としては、リサイクルコストの高止まりが挙げられるとのことです。ただ、この資本主義社会の中で環境をビジネスにしていくのは難しいことだと思います。環境を取るのか利益を取るのか。極論を言えば「食べられなくても良いから環境を取ります」って人はいないと思うので。でも、今までよりちょっとコストはかかっても良いので、環境に配慮した生活をしたいという人はいると思いますので、そのちょっとの水準にコストを抑えられるかどうかということだと思います。その点日本の企業は年々技術力をつけており、また国民の関心の高まりもあり、徐々にコストは下がってきているようです。そこに必要以上のエネルギーがかかってしまったら意味がありませんので、留意が必要ではありますが。
最近リサイクルが話題になっている背景として、「環境への影響」が挙げられますが、「国際的な資源不足」もその要因です。当日はこの点についても、指摘・議論がありました。現在世界ではエネルギーの奪い合いが激化しており、北極などでは、溶けた氷のおかげで資源開発がしやすくなり、各国がこぞってその権利を主張しています。日本には特に資源が少ないですので、現在の生活水準を維持したいのなら、いち早く循環型社会を作り上げる必要があるのでしょう。環境への配慮という視点も大事ですが、エネルギーの確保という意味でも環境問題(リサイクル問題)を議論していく必要があるという点を改めて痛感しました。
環境技術については、日本はトップクラスであり、世界に貢献できる技術を持っていると言われています。安全保障の問題上、インド洋での燃料補給も必要なのかもしれませんが、国際貢献という意味では、これらの環境技術を前面に出して発言力を強めていくという政策が必要なのではないかと感じます。ちなみに軍事活動こそ環境に最も悪影響を及ぼす行為ではないかと。。。
posted by TK at 13:55| Comment(1) | TrackBack(0) | 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
先日TVでTable-for-twoという取組みについて紹介している番組を見ました。飽食の先進国において、社員食堂などでヘルシーメニューを注文すると、その代金のうち20円くらいが寄付になっていて、その寄付がアフリカなどで飢餓に苦しんでいる子供の食事代になる、という仕組み。
NECなどの社員食堂で導入されている、という。
この仕組みは、面白いアイディアだと思うけれど
一歩進めて、先進国であまっていて捨てられている食料を物理的に、必要としている飢餓地帯に送ることができたら、もっと直接的な資源有効利用であるけどなあ。と思う。それが出来るためには冷凍技術かなあ、技術開発が必要。人間社会、まだまだすることたくさんあるね。
Posted by maxi at 2007年10月27日 21:34
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