2015年04月25日

医療の産業化


今月の戦略研は医療法人社団KNI理事長の北原先生にお越しいただき、「病院がトヨタを超える日〜公的医療保険制度はほんとうに大丈夫?〜」とのタイトルでお話頂きました。

タイトルがやや刺激的ですが、同氏は「「病院」がトヨタを超える日〜医療は日本を救う輸出産業になる!〜」(講談社)という書籍も書かれており、医療崩壊を防ぐためには医療業界は産業化すべきと主張されています。

日本の医療は医療法人という独特の制度のせいか、何かとアンタッチャブルな雰囲気がありますが、高齢化の世界において、これから益々必要となるものであり、技術の革新や、より良い医療の実現のためには、外部の目や経営の視点が入って成長を目指す「産業化」という道は確かに必要なのではと思います。

この問題になると必ず出てくる批判が、「人命はお金で買うべきではない」とか、「金持ち格差を助長する」という意見ですが、診療報酬制度によって、異なるクオリティの医療が同一の料金で提供されている現在の制度では適切な競争がなく、努力(設備投資)をしない病院の方が儲かるという仕組みになってしまい、医療の発展が妨げられる、逆に言えば我々国民は低いレベルの医療にお金を払わされ(日本の医療レベルが低いとは思いませんが、費用対効果として、、、)、結果的に多くの医療費負担を課せられるということにつながるのだと思います。また、もっと言うと、全国一律の医療レベルを前提としているため、各病院の症例や実績は十分に開示されておらず、患者はそれらの情報が無いまま、妄信的に自分の通う病院を信じて自らの命を預けるということが起きていると言えます。

国家財政は火の車で、医療費負担は極力減らしたいという状況と思いますので、経営の視点から無駄を省いたり、医療技術・設備等の進歩により国民トータルの治療費負担を減らす仕組みを作っていいかないといけない状況ですし、また、高齢化の先頭を行く日本が医療を産業化し、諸外国にその技術を輸出できれば、経済の安定化や諸外国との外交関係にもプラスに働くと思います。

医療についてはこれまであまり理解できていなかったので、今後勉強していきたいと思います。
posted by TK at 10:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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